こかげ心理療法相談室
例えば甲状腺機能低下症など、お身体の不調からくる「食欲不振」「意欲低下」など「うつのような状態」は心理療法では改善できません。そういった場合は医療的処置が必要になります。
心理療法とは、悩んでいる方ご本人が体験してきた経験の中で、「学習してきた感じ方」や「信念、価値観」の中からご自身で気づきを得て、悩みの原因とならないように新たな行動や考え方にシフトしていけるように、心理学の理論や考え方をもとに、様々な技法を用いてサポートしていく方法の一つです。そのため、心理カウンセリング後のご自身での取り組みがとても大切になります。たとえて言うと心のパーソナルトレーニングのようなものです。
詳しい一連の流れは事前相談で丁寧にお伝えいたします。
別名「脳の取り扱い説明書」とも呼ばれる1970年代にアメリカで開発された心理学的手法です。言葉や脳と身体のメカニズムを活用してコミュニケーション力のアップやネガティブ感情の終息など様々場面で活用することができます。
人間の体に点在する経絡をご自身の手指でトントンと叩いていきながら、心の中の本当の気持ち(情動)を表現していくことで、ご自身の苦しい気持ちに気づき、精神的にも身体的にもリラックスしていきます。また、ご自身が抱き、苦しさの原因にもなっていた様々な価値観、固定観念に気づくことで苦しさの原因を手放して穏やかに過ごして行きやすくなります。「価値観、固定観念(優れていなければならない、自分は劣っている、ダメな人間だ、などのとらわれた価値観)」を手放していくこともできますので、建設的な価値観を置き換えていくことで、これからの生活に安心が広がっていく優れたエネルギー療法です。
人間関係の改善、自己イメージの改善など幅広く対応できる伝統的な心理療法です。過去の出来事や、今現在の出来事を「今、ここ」で起きている出来事として体験していくことで、ご自身が抱いている本当の気持ちを理解し、同時に相手の気持ちを理解していくことで、ご自身の感じ方や捉え方(認知)を拡大し、ご自身でその後の出来事に自信をもって対処していけるようになります。職場や家庭などの人間関係や自己イメージでお悩みの方にとても効果があります。
認知行動療法は特定の定型的な心理療法の技法を指す言葉ではなく、人それぞれが発達過程で獲得していく「出来事に対する感じ方や解釈の仕方(認知)」とそれに伴うその人の行動パターンの幅を広げていくための心理学的な考え方や技法の「総体」を指します。当相談室では、上記のセラピーを併用しながら、家族や夫婦関係、恋愛や職場の人間関係などで「上手くいかないパターン」の改善を目的として、出来事の解釈の仕方や建設的な行動パターンをご自身の判断で行っていけるようにする心理支援の方法です。
上記を繰り返していくと時間の経過とともに自然に行動や感じ方の変化に気づいていきます。
上記を繰り返していくことで少しづつ変化が生まれてきます。コツは、いきなり大きな変化を目指さずに、小さな変化(気分よく過ごせる時間が増えた、笑顔の時間が増えた、など)をコツコツと楽しむことです。※悩んだらアフターフォローを活用します。また、別の課題に気づいたら必要に応じて2回目のセッションをご相談ください。
再度日常生活でご自身に対する感じ方を振り返ります。繰り返していくうちに自然と知らず知らずに自分を責めるクセが消失していきます。コツは大きな変化を目指さずに小さな変化をコツコツと見つけてあげることです。