人間関係が上手くいかない。恋愛が上手くいかない。何度も同じ失敗を繰り返す・・・恥ずかしながら私、鈴木も長年悩んできた過去があります。今ではそんな過去の自分を可愛く思えるようになりましたが、悩んでいる最中は本当に辛いですよね。
人が悩んでしまう「苦しさ」の要因の一つに「信念」があります。(心理学の言葉ではビリーフ、禁止令や拮抗禁止令などいくつかの呼び方があります。)
「信念」とは日常の様々な現象の中で経験を通じて学習していくものです。(「優秀でなければならない。」、「完璧でなければならない。」などの~ねばならない、~すべき)
そして、人はそれぞれその「信念」に沿って自然と行動しています。
例えば、「人を頼ってはいけない。」という信念を強く持ってしまっていると、苦しい状況でも「助けて。」を言えなかったり、身体が悲鳴をあげるまで頑張りすぎてしまったりするかもしれません。
とはいえ、過去の体験から学習してくるこの「信念」(ビリーフ)は自分自身でもなかなか気づきにくいものです。
そのため、人間関係の中でも自分の「~ねばならない、~すべき。」が相手の「~ねばならない、~すべき。」と食い違ってしまうとトラブルになりますが、なかなか気づけないので同じようなトラブルが続いてしまうのです。
当相談室では、心理療法の中で「ビリーフチェンジ」も行っています。(「替える」というよりは「緩める」というほうが適切かもしれません。)
そうすることで、一人で頑張りすぎなくなったり、嫌なことを我慢しすぎなくなったり、心の症状が出てしまう前に自分自身の「心の声」に気づいてあげることができるのかもしれませんね。
以下の体験談は、当相談室でのビリーフチェンジの一例です。
https://kokagemental.com/archives/12553
ビリーフを緩めてあげることで、気持ちよく過ごせる時間が格段に増えます。